夜霧よ今夜も…


 市電で函館駅前に戻り、僕はホテルに行くことにした。前夜にインターネット予約しておいた『ホテル・ハートイン』というホテルは、ちょうど函館市役所の横にある。駅からちょっと歩くけど、ホテルに行きがてら街を散策して行こう。
 駅から伸びる大通りは“大門商店街”。最初のページでも触れた『棒仁森屋』というデパートをはじめ、様々な店が沿道に並んでいる。が、どこか寂しい感じのする駅前通りだ。シャッターが降りたままの店舗も何軒かあるし、心なしか人通りも少ない。地元の人はともかく、観光で函館を訪れている場合、わざわざこの商店街を通る必要も無かったりするので、観光客らしき姿もほとんど見掛けなかった。
 どうやら函館もご多分に漏れずいわゆるドーナツ化現象に見舞われているらしい。郊外に大型店舗などが展開し、かつての中心部だったこの函館駅前は、次第に活気を失って来ているようだ。そこで、大門商店街も活性化を図るべくあれこれと頑張っているようだ。そうだよね、やっぱり商店街は活気が無いとね。
 で、そんな商店街から一歩脇道に入ると、街の様子はさらにどっぷりとした空気に包まれはじめる。歓楽街だ。それも、ちょっと廃れた感じのする僕好みの歓楽街。この誘惑に完全に負け、僕は表通りからどんどん離れていく。それにしても、どうして僕はこういう雰囲気に弱いんだろう?自分でもよく分からないよなぁ。「実際にこういう場所で酒を呑みたいか?」と訊かれると、正直言って遠慮したいような気もするんだけど…
 廃れた感じはするけれど、決して人の気配が無いわけではない。むしろ、そこには飾り気の無い濃厚な人の匂いがする。街の裏表。でも、それは極めて健全で当然な街の姿。だけど、今はその裏の部分を無理矢理消してしまおうとする動きが、あまりにも多いような気がする。何でもかんでも綺麗で清潔で濁りの無い世界なんて、まったく味気ないし、どこか歪(いびつ)で不自然だと僕は思う。…って、こんなこと、前にもどこかで書いたっけ?
 まぁ、そんな屁理屈こねるまでもなく、とにかく僕は裏路地を眺めながらほっつき歩く。そして、「あ〜、僕はやっぱり余所者なんだよなぁ」と痛感する。でも、それも悪い気分じゃない。余所者ならではの身軽さと自由さ。これが僕にとっての“旅行”なんだよねぇ、きっと。なんてな。
 
 …はっ!気取ってる場合じゃない!ホテルにチェックインするのをすっかり忘れてた。僕は本来の目的を思い出し、やや急ぎ足でホテルに向かう。
 ホテルは、大通りから少し離れたところにひっそりと在った。中に入ると、何やらいい匂いがする。花の匂いだ。ホテルのロビーやラウンジにたくさんの花が飾られている。…う〜む、俺に似合わねぇ〜!
 この何となく家庭的な感じすらするホテルは、比較的最近オープンしたらしい。清潔感のある雰囲気はひょっとすると女性向き?
 チェックインを済ませ、キーを受け取り部屋に入ろうとする。が、いくらキーを回してもドアが開かない!しばらくガチャガチャとドアの前で鍵と格闘していたのだが、とうとう根負けしてフロントに救いを求めに行くことにする。
 「あの〜、ドアが開かないんですけど…」と、フロントに居る若い女性に申告すると、
 「あ、ここのドアは、キーを挿して回したままでドアを押すようにして開けるんです。…お部屋の前に行きましょう」
 女性はわざわざ部屋の前まで一緒に来てくれて、ドアの開け方を実践して見せてくれた。僕は恥ずかしいやら恐縮するやらで、ペコペコと謝ったりお礼を言ったりしながら、ようやっと部屋に入ることが出来た。
 はぁ〜、さてと…夜景を見に行くまで、ちょっとひと休みしようかなぁ。まだ外は明るいし。
 

函館駅前の“大門商店街”。
どうも閑散とした雰囲気が目に付いちゃう。
活気ある商店街に“再生”できるといいねぇ。

  

…今はもうこの名前は…
やっぱり“大門みずほ銀行通り”とかに変名すべき?
僕のメインバンク。やや不本意ながら。

  


商店街を一歩裏に入ると、街の表情が少し変わる。
この雰囲気が僕は殊のほか好きなのだ。
う〜ん、俺って結局昭和生まれ(^_^;)

  

ディープな空気に包まれる歓楽街。
店名もこれまた妙に味わいがある。
『さくらんぼ』と『チェリーハウス』は姉妹店ですか?

  

店のドアに“貸家”の張り紙…
人の暮らしの変化と共に消えていく幾つかの光景。
そのすべてを惜しんでいてはキリが無いけれど。

  


北海道名物・マリモ。
マリモって土産物用に乱獲されて減ってるらしい。
如何なものかと…って、これは駐車場だし。

  

潰れてしまった映画館。その名も『有楽座』。
わりとありがちな名前だよね、この館名。
こういう映画館も味があっていいんだけどね。

  

とくに函館っぽさは皆無ですけど、なんとなく惹かれた。
なんたって冬が厳しくて長い北海道ですからねぇ。
燃料は命に関わりますし。

  

路地裏に潜む染みのようなもの。
何故だかホッとするような気もする。
苔生す路地にも、崩れた壁にも。

  

“レンタルーム”。すでに懐かしい響き。
しかも名前が『レンタル』ってそのままじゃん。
でも『恋多瑠』などと漢字表記するよりはマシか。

  

ここが僕の泊まったホテル。
函館市役所のすぐ横にありました。
こじんまりとした落ち着いた感じのホテルだった。

  

 …と思ってたら、あっという間にすっかり日が暮れてしまった。僕はホテルを出て、まずは函館駅まで移動する。
 函館山までどうやって行こうか。市電・市バス一日乗車券を使えば、市電でもバスでも函館山に行くことが出来る。あれこれと考えたが、結局僕は市電で“十字街”まで行き、そこから歩いて函館山の麓まで向かうことにした。
 “十字街”の停車場を降りて、“南部坂”を函館山に向かって上る。これが意外と勾配の急な坂道で、運動不足ぎみの僕のふくらはぎに侮りがたい刺激を与える。う〜む、ちょいとしんどいぞ。えっちらおっちら坂を上ること約10分。ロープウェイの山麓駅に到着した。
 駅舎の中に入ると、そこには驚くほどたくさんの人が居た。ちょっと予想だにしなかった混雑具合に一瞬気後れしそうになったが、気を取り直しロープウェイのチケットを買うことにする。
 チケット売り場でチケットを購入しようとすると、販売員のおばちゃんがいきなり僕にこう言った。
 「今日は山に霧が掛かっているので夜景が見えないかもしれないけど、それでもよろしいですか?」
 ゲッ!夜景が見えないだと?!夜の函館山で夜景が見えないなんて、そりゃおばけの居ないおばけ屋敷みたいなもんじゃないか!…しかし、せっかくここまで来たのだから、例え夜景を拝めなくても山頂まで行かなくちゃねぇ。
 「…はい、構わないです」と僕はチケットを買った。
 ロープウェイの乗り場へと続く長蛇の列の尻尾に並び、僕はひたすら順番を待つ。が、このロープウェイ、ちょっとビックリするぐらいの収容能力があるみたいだ。やって来た一機目のロープウェイは、かなりの乗客を吸い込んで山頂へ発って行った。よ〜し、次の便には乗れそうだ。僕はワクワクしながらロープウェイの到着を待つ。
 やがて、乗客の放つ熱気で窓が真っ白に曇りまくったロープウェイが山頂から降りて来た。中に乗っているのは女子高生ばかり。どうやら修学旅行生のようだ。みんなキャーキャーと大騒ぎしながらロープウェイから飛び出してくる。う〜ん、元気って言うか、微笑ましいって言うか、うるさいって言うか…
 すべての乗客を吐き出したロープウェイに、僕は意気揚揚乗り込んだ。たちまち函内にはギッシリと人が詰め込まれる。僕は幸運にも窓際の方へと押しやられ、だんだんと視界に広がり出す函館の夜景をバッチリ鑑賞することが出来た。
 徐々に昇って行くロープウェイの窓からは、チラチラと微かに揺れる街の灯りが一点の曇りもなく見えた。ロープウェイの中には歓声とため息が溢れる。
 「なんだ、夜景もちゃんと見えるじゃん。チケット売り場のおばちゃんも人が悪いなぁ」などと思った途端、急に外は濃い霧で包まれはじめた。そうか、山に霧が掛かってるんだよね。ということは、このまま山頂に行くと…
 周りに居た人々も、「あ〜あぁ…」とか「なんだよ〜」などという落胆の声を上げた。ロープウェイがまるで雲の中に突っ込んでしまったような状況になってきた。こんなんで、夜景はちゃんと見られるんだろうか?

 山頂駅に到着し展望台に出てみると、そこはしっとりとした霧がまるで小雨のように周囲を浸していた。山麓駅の何倍もの見物客が殺到する展望台だったが、僕はその人垣の合間を縫って、夜景を見るべく展望台の最前列に潜り込む。
 函館の夜景は、霧で滲んではいるものの、ちゃんと眼下に広がっていた。う〜む、ちょっと輝き具合が鈍いけど、やっぱり綺麗だなぁ。僕は得体の知れない高揚感に襲われる。夜景って、何だか不思議だと思う。それは普段僕らが何気なく使っている照明の集まりに過ぎないのに、どうしてこんなに心を揺さ振るんだろう。この夜景を見るために、こんなにたくさんの人たちが山を登ってくるのだから、やはりみんな何らかの形で夜景に心惹かれているわけだよね。実際、展望台のあちこちで歓声や感嘆の声が上がり、皆じっと立ち尽くして夜景を見つめている。口をポカ〜ンと開けて光を見つめる人、なぜか笑顔になっている人、どこかうっとりとしている人、それぞれの心模様を表情に浮かべる見物客。展望台には何だか妙な一体感すらあったりして。
 この日は霧ばかりじゃなく、風もかなり吹いていた。風に霧が飛ばされ、一瞬夜景がクリアになったりする。「お〜っ!」と喜ぶ間もなくまたまた霧に包まれてしまう。なんとも悩ましい天候である。僕はしばらく夜景を眺めていたが、そろそろ下界に降りることにした。
 
 ロープウェイで下山しようと乗り場に向かうと、そこには上ってくるとき以上の長い行列が出来上がっていた。ちなみに、このロープウェイの定員は125人らしい。のだが、恐らくこの行列は200人は超えている。天井からロープウェイの運行状況を示した電光表示板が下がっていて、それを見ると「15分間隔で運行」されているとの表示。それを見て僕の前に並んでいたおばさんたちが「もっとロープウェイをバンバン動かせばいいのよ!」などと息巻いていた。…まぁ、気持ちは分かるけど…
 少しの間待たされたがようやくロープウェイに乗り、函館山を下山する。ロープウェイの中の人々は、窓の外に見える夜景をどこか名残惜しそうに眺めていた。みんな、あの夜景の中に帰って行くわけだね。
 

ロープウェイ乗り場。
この悪天候にも関わらずごった返してます。
夜の函館観光のメインだしね。

  


降りてきたロープウェイはすし詰め状態。
中から出てきたのは女子高生の団体さん。
みんなキャーキャー言ってます。若いねぇ…

 

霧で霞んじゃってますけど…
どうして人は夜景に惹かれるんだろう?
なんとなく切ない気持ちにもなるし。

  

修学旅行の女子高生がワンサカと居ます。
ムチャクチャ賑やかです(^_^;)
心静かに夜景を見る、というのは不可能な状況。

  

だんだんと濃くなる夜霧。
滲む光はそれはそれでちょっと幻想的かな?
…こんなヘッポコな写真でイイんだろうか?

  

帰りのロープウェイを待つ長蛇の列。
「もっと動かせばいいのにねぇ、ロープウェイを」
とは、僕の前に並んでいたおばさんの意見。

  

下りのロープウェイ乗り場から見下ろす夜景。
実は、夜景ばっかり30枚近く写真撮りました。
で、使えそうなのはほんの数枚(^_^;)

  

ロープウェイの中からもしつこく夜景を撮る。
光の粒のひとつひとつに人の暮らしがある。
そう思うと何だかとても感慨深いねぇ。

    

 函館夜景観光を済ませ、僕はそのまま元町方面へと繰り出してみる。ライトアップされている教会や洋館を見に行こう。
 夜の元町は、昼間とは一味違う静けさに包まれて…いるのかと思いきや、居るわ居るわ観光のお客さんたちが。あっちにもこっちにも、老若男女様々な人がライトアップされた観光名所を見物しにやって来ていた。とは言っても、みなさん大変マナーがよろしく、静かにご鑑賞されておりました。
 僕もそんな人々に混ざって、教会や洋館を見て周る。今日は何だかやたらと頭の中に音楽が鳴り響くワタクシ。夜の元町を歩きながら耳の奥で流れているのは、プロコル・ハルムの『青い影』。♪ウィスキッパラ〜イファンダンゴォォ〜ォォ ツァ〜ンカ〜ウィ〜クロスザフロォォ(←インチキ英語)…って、何だかクリスマスみたいな気分に。
 『青い影』を心のBGMにして(おまけににエンドレスで繰り返し演奏)、光に照らされた教会の前に立ってみぃ?そりゃキリスト教徒でも何でも無い不謹慎な僕でさえ、荘厳かつ敬虔な気持ちになってしまって然るべき!な状況だ。…やっぱりクリスマスっぽいよねぇ。にわかクリスチャンな気分でゴスペルとか聴いちゃう、みたいなね。
 街を歩いていると、いつしか霧雨が降ってきた。霧雨に煙るライトアップされたチャペル。何とも崇高な雰囲気じゃないか〜。否が応にもプロコム・ハルムの歌声はグングンとクレッシェンド。ズブズブとムードに浸りはじめるバカな俺。
 
 そんな如何(いかが)わしい神聖ムードを持続させつつ、僕は“金森倉庫群”の方へとさらに移動する。と、倉庫群もこれまた煌びやかにライトアップ。イルミネーションまで輝いていて、これぞまさしくクリスマス!BGMも『青い影』から『きよしこの夜』へバトンタッチ。もう蝋燭持って合唱しちゃうぞ、ってな勢いだ。これで雪なんかが降って来たら完璧なんだけど…もちろん、敢えて言うまでも無く、今は7月。雪なんかよっぽどのことが無くちゃ降りませんね。「その代わりに、と言っちゃ何ですけども…」という神様の配慮だろうか、さっきから降っていた霧雨はやがて小雨に、そして小雨はだんだんと本格的な雨になってきた。「ちょっとの雨なら気にしない」と思っていた僕だったが、時間が経つにつれて雨の降りは激しさを帯び出してきた。とりあえず、晩飯がてらどこかに避難することにしよう。

 倉庫群から幹線道路に出て少し歩くと、市電の“魚市場通”の停車場のすぐ前に、和食の店らしきものを発見した。僕はその店に入ることにした。
 その『甚山』というお店に入ると、カウンター席と座敷のある広い店内には誰も居ない。まぁ、確かにこんな遅い時間(10時過ぎ)だし、それも仕方ないかな。と、若い女性店員さんが「いらっしゃいませ〜!どうぞお座敷の方へ!」とそれはそれは感じ良く対応してくれた。僕は促されて座敷に上がる。
 僕は“甚山定食”(だったかな?)を頼んで、ついでに生ビールなんぞも注文した。お座敷独り占め、というのは結構気分がイイ。殿様気分〜♪(←随分と安い殿様)。厨房を見ると、恰幅のいいおじさんがひとりでせっせと料理を作っていた。天ぷらを揚げる音がこちらまで聞こえてきて、僕は一足先に運ばれて来たビールを飲みながら、何だかとてもホッとした気持ちになる。
 思えば、今日はかなり欲張って市内観光しまくった。なかなか充実した一日だったかもなぁ、と思う一方で、明日もあるんだから、何もこんなに詰め込んだ観光をしなくてもよかったのでは?とも思う。でもさ、せっかく来たんだから出来るだけいろんな場所をたくさん見たいじゃんか。旅行に来たってのにホテルでダラダラしたりする人の気が知れないよねぇ。…ハッ!そうだ、これが僕の悪い癖なのだった。4月に八重山に行ったときに「何もしない贅沢と喜び」をあれほど身に沁みて感じたばかりだと言うのに!
 などとグダグダと考えているうちに、料理が出来上がってきた。僕はそれをガツガツと平らげた。もうイイや。俺は俺の心に忠実に生きるのだ。だってさ、今こうして天ぷらを食べてる次の瞬間に死んじゃってるかもしれないし。「ああ、刺身を残したまま死んでしまうなんて…」などと後悔するのはゴメンだ!刺身!ご飯!味噌汁!茶碗蒸し!生きてるうちにぜ〜んぶ食ってやる!!
 …この極めて静かな和食店に、一体どんな“死の危険”が潜んでいると言うのか?我がことながら、あまりのバカさ加減に思わず泣きそうですけど、仕方が無いんだ、こんなバカな自分と一生付き合っていかなくちゃならないんだから。
 
 そのバカ者は、すっかり満腹になって上機嫌で店を後にした。幸い雨は幾分小雨になっていて、これならば傘無しで歩いてもさほど濡れることもないだろう。
 僕はシ〜ンと静まり返る函館の夜の街を、ホテルに向かって歩く。途中、コンビニに立ち寄って缶ビールを数本買った。ホテルの部屋で飲むつもりで買ったのだが、そのうちの1本を歩きながら飲むことにした。
 夏の雨…と洒落込むには少々冷たい雨だったけれど、ビールをチビチビと飲みながら歩く函館の街は、都市の凛とした空気と港町の猥雑さが共存する、なかなか心地良い場所だった。
 ただ、気になるのはこの雨だ。明日の天気はどうなるんだろう?空は何だか薄紫色にどんよりと曇ってますけど…
 

『聖ヨハネ教会』。
ちょっと面白い形の教会です。
左下に白く写ってるのは幽霊じゃなく、見物客です。

  


『ハリストス正教会』を“チャチャ登り”から見たところ。
まさに眩いくらいにエキゾチック・ジャパ〜ン!
『石狩挽歌』はどこへやら。

  

『ハリストス正教会』を正面から。
夜だというのに人がたくさん歩いてます。
やっぱり人気があるんだね、このライトアップって。

  


『カトリック元町教会』。
ひょっとすると一番ライトアップ映えする建物かも。
周りの雰囲気もイイし。

  

『金森倉庫群』。
これまた昼とは異なる趣きに包まれてます。
…あ、ちなみに画面にある白い点は雨粒です。

  

何か映画のセットみたいだよねぇ。
もしくは一年中クリスマスな感じ。
七面鳥でも食う?みたいな。

  

通りにはあまり人の気配はありませんでした。
みんな店の中に入っちゃってるのかな?
それとも、雨降ってるから出歩かないのかな?

  

『BAYはこだて』。運河のような洒落た眺め。
雨粒が雪もしくは心霊現象のように写り込んじゃってる。
だんだん本降りになって来やがってます。

   

さすがにこの時間ともなると市電の本数も激減。
夜の街を走る市電はなかなか幻想的だったり。
『キッチン』って映画、知ってる?

  


目に留まったので入ってみました。
『甚山』という和食のお店でした。
お客は僕ひとりきり!貸切状態!

  

生ビール&枝豆だ〜、イェ〜イ♪
普段は禁酒している私ですが、旅先は別です。
立て続けに3杯飲んだ。居酒屋じゃないんだから…

  

天ぷらだ♪刺身だ♪(写ってないけど)茶碗蒸だ♪
…夜10時過ぎに食べるには少々ヘビーかな?
しっかり完食しましたけども。

  

葡萄色の不思議な夜空。
雨に煙る函館の真夜中近く。
街路樹もざわざわと揺れています。

  
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